刺青 隠れ家へ (47)
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隠れ家へ (47)

「二人じゃこの部屋は狭いね?」
 裸で私に宿り木のように絡んでいる朱里に声をかける。ここは元からソープの女の子が仮住まいするところである。お金を溜めたり彼氏ができると広いマンションに出ていく。
 朱里はいつの間にか大きくなったものを後ろの穴に誘い込みゆっくり動かしている。どうも朱里は後ろの穴の方が感じやすいらしい。
「来月にはあの部屋の解約をしようと思ってる」
「片付いた?」
「どうしても捨てられないものは旅行鞄にまとめた」
「一度案内してくれないのか?」
「だめ!あそこに住んでいた私を見たら幻滅するよ」
と言いながら跨った両足を痙攣させていく。
 今日は二人とも休みで元町のマンションを見に行く。昔この辺りに住んでいたようだ。朱里はネットで何件かの中からこの物件を決めたようだ。やはりワンルームだがここの2倍の広さがある。建物はかなり古いが蔦が絡まっていて隠れ家のようでいい。
「やはり辞めるの銀行?」
 この話はもう何度もしている。
「どうも肌に合わないのだ。そちらは英会話は?」
「社長は好きなんだけど、ユミと今話していることがあるの?」
「たまにやってるのか?」
「ユミも私と一緒。助平の塊。最近は二人でSMの店始めようかと」
「夜は港が見えるあのホテルを予約した?」
「ユミが美味しい料理を持って来るって」
 最近3人ですることが多くなった。







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テーマ : ライトノベル
ジャンル : 小説・文学

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夢人です。『ぽろんの女』の短編を書き下ろしてふと震災後にその街を訪ねました。それであの頃の日記を開いてみました。この街で刺青の仁王と暮らしたことが。

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