刺青 獣 (53)
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獣 (53)

 強引なファイナンスの融資で支店長は矢面に立っている。私とも最近は口をきかない。私の稟議も机に積み上げたままだ。夜は次長を連れて飲みまわっている。合併の準備室も人事部に引き上げられた。どうも人事部長が陣頭指揮を執るようだ。
 6時になるとユミと新しいクリエイトのラブホに向かう。前回買ったホテルだが私が社長に提案して内装をすべて変えた。内装は朱里が担当している。おそらく関西では一番のSM館になるだろう。ラブホの新しい展開を考えている。ホテルを形式的には賃借りをして朱里が社長となって別会社で運営する。ユミは支配人だ。1階はステージ付きの会員制のグラブだ。
「ユミは私を変だと思うだろ?」
「どうして?」
 全部屋を回っている朱里が来るのを待っている。この部屋で今夜は3人でパーティをして泊まる。テーブルには飲み物と寿司が並んでいる。3人だけの前祝いのようなものだ。
「自分の彼女を他人に抱かせるんだぞ」
「代理は朱里が好きだからそうしている。分かるよ。私も朱里と同じタイプだから。二人とも体の中の獣を持っているの。代理一人で賄えないわ。とくに朱里は兄さんという獣が住んでいる」
「凄い!」
 朱里が入るなり叫んでいる。
「あの拷問の器械でやってみたい」
 もうすでに仁王を背負ったシオンになっている。
 ユミは慣れたもので仁王を全裸にして滑車に吊るしてビールを流し汲む。やはり私も獣なのだ。いきり立ったものを仁王の口に押し込む。ユミは慣れた手つきで仁王のアナルに腕を入れていく。






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テーマ : ライトノベル
ジャンル : 小説・文学

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夢人です。『ぽろんの女』の短編を書き下ろしてふと震災後にその街を訪ねました。それであの頃の日記を開いてみました。この街で刺青の仁王と暮らしたことが。

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